オフィスカノン まがいまさこ 馬養雅子

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それって本当にオトク?
昔は金利が高かったので保険が貯金にもなりましたが、今は金利がものすごく低いので、保険でお金を貯めることはできなくなっています。だから、保険は掛け捨てがリーズナブルなのですが、相変わらず「掛け捨てはイヤ」という人は多いようです。
というのは最近、保険会社の商品説明会で、お祝い金のつくタイプの医療・ガン保険が取り上げられたからです。

1つは医療保険で、生きていれば3年ごとに3万円のお祝い金がつくコースが新しく登場しました。もう1つはガン保険で、ガンにならなかったら3年ごとに5万円あるいは10万円(契約時にいずれかを選択)というもの。こちらは以前からあったお祝い金のオプションを前面に出して大きくプロモーションしています。

「お祝い金」と聞くと、保険会社からお金がもらえるような気がしておトクなイメージがありますが、実際には、そのぶん多く保険料を払っているだけ。
上記の医療保険の例で見ると、40歳女性が加入した場合、祝い金なしと祝い金ありの保険料年額の差は年9960円、3年で29880円という計算。3万円もらっても120円しかトクにならないのです。

当然ですよね。保険会社が自分に不利な商品を作るはずがないもの。

それだったら、毎月、保険料の差額分(上のケースだと830円)を自分で貯金したほうがいい。貯金なら3年たたなくても必要なときに引き出して使えますから。今は預金金利が低いけれど、これから先、金利が上がってもそれはお祝い金に反映されないので、預金より不利になってしまうということも考えないと。

保険会社のほうでも、お祝い金が契約者にとって必要でないことはよくわかっているのですが、聞いてみると代理店や顧客からの要望があるのだといいます。「保険と貯蓄は別」というのが、まだ世の中の常識にはなっていないんですねぇ。

お金と上手につき合っていくには、何が本当におトクで、何が本当にソンなのか、しっかり見極めることが大切。「おトクな感じがする」だけで選んでいては、いつまでたっても「貯まる人」にはなれません。
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