オフィスカノン まがいまさこ 馬養雅子

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「小学校入学前」の呪縛
今週発売の「suumo新築マンション」の「年収別・家とお金」の監修をしました。
新築マンション購入者3664人のアンケートを元に、年収別の購入データを分析したものです。年収の区分は、
400〜500万円未満
500〜600万円未満
600〜700万円未満
700〜800万円未満
800〜1000万円未満
1000万円以上
の6つ。

アンケート調査の結果を見ると、
・年収
・物件価格
・物件の広さ
・世帯主年齢
・ローン借入額
・ローンの毎月返済額
がきれにリンクしていました。つまり、年齢が高くなるほど、年収も購入した物件の価格も高く、物件も広くなり、ローン借入額、毎月返済額もアップするということです。当然といえば当然ですけど。

ただ、ライフステージ別でみると、 銑い稜収帯で「第一子小学校入学前」になっていました(イ鉢Δ稜収帯は「DINKS」がトップ)。子どものいる世帯では年収にかかわりなく、上の子が小学校に上がる前にマイホームを買っているわけです。
おそらく、子どもには転校させたくないのでしょう。それは理解できます。はやり転校生はいじめの対象となりやすいと考えられますから。

ただ、アンケートからは「子どもが小学校に入る前に買わなくちゃ」とムリして買ったことをうかがわせる数字も読み取れます。 銑の3つの年収帯で、ほぼ半数が自己資金額が500万円未満、頭金比率が20%以下となっているのです。特に頭金比率のほうは平均値なので、自己資金が1000万円以上の人もいることを考えると、多くの世帯では、比率が20%よりもっと低いと思われます。
世帯主が若くて年収が少ないと、頭金が十分に貯まる前に子どもが小学校にあがる年齢になってしまうため、どうしても資金的には厳しくなってしまうのですね。

今のように経済の先行きが不透明なときに、住宅ローンという大きな負債を抱えるのはリスクが高い。だから、マイホーム購入は慎重にしなければいけないのですが、子どもためにはムリをしててしまうのでしょう。

個人的には、転校は必ずしも子どもにとってマイナスとは思わないし、小中学校での転校をどうしても避けたいなら、子どもが高校生になってからマイホームを買うというのもアリかと思うのですが、「子どもが小学校に上がるまえにマイホームを買わなきゃ」という呪縛とでもいうものがあるんだな、ということを実感しました。
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