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16年ぶりのにぎわい
 4月14日、東京証券取引所1部の売買高が28億株6500万株というニュースにはびっくりしました。バブル最盛期の1988年7月に記録した史上最高を上回る数字なんですから。その前日も28億1900万株でしたし、2月27日以来、1日の売買高が10億株を超える日が今日まで約40日続いています。

 バブル崩壊直後の92年、1日平均が2億6400万株だったことを考えると、隔世の感があります。その後は、6〜8億株程度になり、少しずつ増えて、12年後にようやくバブルの水準まで戻したということですね。
 個人投資家が増えたことと、売買単価を引き下げる企業が増えたことで、小口の取引が売買高をふくらませているのでしょう。
 昔なら、株式相場が活況のとき、証券取引所の立会場のにぎわいぶりがテレビニュースに映しだされたところでしょうが、今回の活況は目で見ることができないし、株価水準はそれほど高くないので、あまり実感はありませんけれど。

 ちょうど今、2000年に出版した株の本を改訂しています。毎年改訂しているので、株式市場の変化がよくわかります。
 00年当時、日本はオンライン取引が登場したばかりで、アメリカには「デイトレーダー」という人たちがいるというトピックに「へぇ〜」という感じでしたが、今や日本でもオンライン取引が当たり前、デイトレーダーも珍しくなくなりました。というより、それが相場の活況をもたらしている大きな要因ですよね。
 この5年のあいだに、マザーズができ、ナスダック・ジャパンができてヘラクレスになり、株の売買益にかかる税制が変わり、単位株が単元株になることで「額面」の概念がなくなり・・・と本当に変わり方が大きいと感じます。

 で、この活況相場と株価、この先どうなるのでしょうか。
 個人的には、株価がこのまま一本調子で上がるとは思えないし、そうなってほしくもない、というところです。
 日本の将来のためには、まだまだ構造改革が必要です。景気がよくなり株価が上がったほうが、改革がやりやすいという面もありますが、むしろ、景気がよくなることで、「ま、いいんじゃないの」と、改革がなしくずしになる可能性が高いように思うのです。
 しばらく株価は上がらず、その間に個人投資家はよい銘柄を探して投資し、改革が進んで将来への展望ができて株価が上がったときに、その恩恵にあずかる、というシナリオを期待しているのですが・・・。


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